| ● 母語が日本語でない人の「公用文への戸惑い」 | ||
| JET プログラムとは、語学指導等を行う外国青年招致事業(The Japan Exchange and Teaching Programme)の略で、外国人青年を招致して地方自治体等で任用し、外国語教育の充実と地域の国際交流の推進を図る事業のことです。 大半は、都道府県庁や市区役所の国際交流担当部局等に配属され、国際交流活動に従事しており、まさに海外との架け橋となる人材です。彼らの日本語能力は、読み書きは漢字も含め概ね問題がないレベルとされますが、とはいえ、母語が非日本語であるため、細かいニュアンスの伝え方や、公用文独特の書き方には場合によって戸惑いを覚える人もいて、以前から「外国人にも理解できる、分かりやすい公用文の書き方」の受講ニーズは存在したといいます。 オフィスJ.corporationの研修ラインアップの一つに「行政職員のための実用文章講座」があります。この日のJET プログラム国際交流員への研修も、1991年の創業以来、農林水産省や全国の自治体で長年「読みやすい、分かりやすい公用文づくり」の指導に当たってきたノウハウを最大限に生かしたものでした。 |
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| ● 文章を分かりやすくすることは働き方改革にもつながります | ||
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国際交流員の皆様の日本語能力が一定水準以上にあることは知っていたので、必要以上に対外国人ということは意識しませんでした。“より読みやすい、より分かりやすい文章の書き方”は、日本語をしっかり読み書きできれば、日本人でも外国人でも変わることはありません。 その意味で、今回、国際交流員の方々のために下準備したことは、普段私が指導している日本人公務員のための文章づくりの意義と根拠を再確認する、いい機会になりました。 もともと、文章を分かりやすくするということは、業務の円滑化を目的としたもので、日本人・外国人問わず、働き方改革が推進される今の時代に必須のテクニックといえます。今回の研修で何か一つでも職場における文書作成に役立つ教訓をすくい取っていただき、彼らの日常業務がよりスムースなものになればと願ってやみません |
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| 担当講師 (オフィスJ.代表 村瀬 順 )談 |
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・文書事務が重要視される日本独特の背景 ・一つの解釈しかあり得ない文章づくり ・読者の予備知識は書き手に劣る ・役所と民間の「テン」の打ち方の違い ・主語を先出しした場合に起きやすい混乱の防ぎ方 ・1文の平均文字数の適正値は35〜65字 |
・句読点間隔の適正値は13〜23字 ・漢字率の適正値は33〜42.5% ・同種の文字を連続させない配慮を ・接続詞などの公用文ルールと逸脱許容範囲 ・複数の飾り言葉(修飾語)が並ぶときの配置の原則 ・速効力のある伝え方 題目語の先出し |
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